6月下旬、夫の仕事がひと段落したので急きょプチ旅行してきました。
目的は、出雲大社と美保神社の両参り!2社は70km離れているので、なかなかのハードスケジュールでしたが、美保神社は何日も夢に出てくるくらい印象が強い神社でした。
元SMAPの中居くん出演のテレビ番組(帰れマンデー見っけ隊!!)で、出雲大社が紹介されたのをたまたま見ていた夫が「行きたいなぁ」とつぶやいたので、「なら行ってみる?」とその2日後に島根へ行くことを決定。
私は3回目の出雲大社です。自由旅行・ツアー旅行ともに経験があります。
20代のときには、出雲大社周辺の旅館に宿泊し、縁結大祭、神在月の期間だけの夜神楽特別祈祷にも参列しました。本気度高いですよね(笑)
縁結びを求めて参拝したことがある女友達も多いです。
しかし過去、参拝後に私は仕事を失い、友達は彼氏を失い、あの有名なウワサは本当だった!?と思ったこともありました ´д` ;
でもその3ヶ月後には新しい出会いがたくさんあり、結果的にはご利益にあやかった…という形です。
縁切りと縁結びは表裏一体だと感じています。 いったんなにかを失ったとしても、いちがいに悪いことだとは限りません。これ本当!人生の流れを変えたいときに参拝すると、良いきっかけを与えてもらえると信じています。
格安の交通手段は?
大阪から出雲大社のある島根県出雲市へ行く場合、価格が一番安価なのは高速バスです。早割で片道4230円くらいから。
旧暦10月の神在月(かみありづき)の時期なら日帰りバスツアーがたくさん運行されており、1万円ほどで大阪市内と出雲大社を往復することができます。
私も女友達と一緒にツアーを使ったことがあります。大阪から片道約5時間50分でした。
ただし神在月は、サービスエリアのトイレや出雲大社、周辺の食事処のすべてが激込み状態なので、あまりゆっくり観光を楽しむ感じではありませんでしたが…それは仕方がないということで。
今回は、直前に決めたことやバス移動は夫が苦手なこともあり、新幹線+JR特急電車を利用することにしました。私は6年半ぶり、2回目の利用です。
JR西日本では、大阪市内・神戸市内から備中高梁・新見・米子・松江・出雲市へのお得な企画きっぷが販売されており、座席が空いていれば出発日の前日まで予約購入することができます。
こだま&やくも指定席往復きっぷの詳細
2018年西日本の豪雨の影響により、特急やくもは長期運転見合わせ予定となっていましたが無事8月1日から復旧しました!
関係者の方々、暑い中ご尽力いただきありがとうございました。被災された地域の皆様が早く元の平穏な日々を送れるように祈念致します。
新幹線の「こだま」および一部「ひかり」と、特急「やくも」の普通車指定席を利用できる往復タイプのきっぷです。新幹線・特急ともに、座席をピンポイントで指定できます。
残念ながら、ひとり旅では申し込めません。2人以上が同一行程(同じ区間・新幹線、特急列車)の場合に購入することができます。
子ども料金が一律3,000円なのでお子さんがいらっしゃる家族が利用する場合、かなりお得です!
新幹線「こだま」でJR岡山駅まで行き、そこで特急列車「やくも」に乗り換えます。ホームが変わるものの、10〜15分あれば、駅構内のトイレへ行って乗り換える余裕はあります。
ただ、けっこうこの乗り換え待ちの時間がマチマチです。一番乗り換えしやすい列車を選ぶと思うのですが、5分だったり40分のこともあります。事前に確認しておくのが良いですね。
今回、行きはJR出雲市駅からバスに乗車してまず出雲大社へ、帰りはJR松江駅から特急電車に乗車して帰路につく計画をたてたので、大阪市内⇄出雲市の往復きっぷを購入しました。
JR出雲市駅までの金額・時間
大阪市内(新大阪駅)から乗車した場合
- 金額…おとな13,990円
- 所要時間…約4時間半
神戸市内(新神戸駅)から乗車した場合
- 金額…おとな13,580円
- 所要時間…約4時間20分
子ども料金 一律3,000円
ほかの交通手段の所要時間
自動車 |大阪市内→出雲大社 約4~5時間
飛行機 |伊丹空港→出雲縁結び空港 約50分
高速バス|大阪市内→JR出雲市駅 約5時間半
JR出雲市駅から出雲大社へのアクセス方法
JR出雲市駅に到着してから出雲大社へ行くには、バス・電車・タクシーのいずれかを利用します。私たちは、行きはバスを利用しました。
バス (一畑バス)
- 運賃…500円
- 所要時間…約25分
一番利用する人が多いと思います。およそ30分に1本なので、電車の到着時間との乗り継ぎがうまく行くと便利な手段となります。
出雲大社の最寄りの停留所について、どこで降りればいいかというとどこから参拝するかにより変わります。
●出雲大社の正門に一番近い(一般的)
JR出雲市駅
出雲大社・日御碕・宇竜行き
↓ 21駅/停留所 ( 23分 )
正門前
白い大鳥居(一の鳥居)から参拝をする場合は、吉兆館前 (運賃470円)で降車します。
正門前までは徒歩で約13分です。
電車 (一畑電車)
- 料金…490円
- 所要時間(合計)…約30分
本数が少なく約1時間に1本です。「電鉄出雲市」駅までは徒歩で約5分です。
電鉄出雲市
一畑電車 北松江線・出雲大社前行き
↓ 4駅 ( 8分 )
川跡 で乗り換え(または乗り換えなし)
一畑電車 大社線
↓ 4駅 ( 11分 )
出雲大社前
電鉄出雲大社前駅から出雲大社の正門前までは徒歩約6分です。
一畑電車は、出雲大社前→松江イングリッシュガーデン前への移動で利用しました。宍道湖の景観を楽しめてかなり良いです。ちなみに、宍道湖は高級シジミで有名ですが、しじみこではなくしんじこです。
タクシー
料金(目安)…3000~3500円
所要時間…約16〜20分
以前、特急やくもに乗車した際、あとの特急電車に不備が見つかったため、米子(鳥取県)で2時間以上足止めをくらってしまったことがあります。
出雲市駅の改札口で特急料金が払い戻しになり、そのお金でタクシーに乗りました。不運なのか幸運なのか…。
出雲大社参拝時、手荷物はどうする?|コインロッカー
遠方からの参拝の場合、大きめのリュックやスーツケースに着替えなどを入れて持参している人も多いですよね。
出雲大社内はとても広く、周囲にはお土産屋さんもたくさんあるので、かさばる荷物はなるべく持たないようにするのがおすすめです。
再び、出雲市駅に戻ってくる予定なら、出雲市駅のコインロッカーに預けておくと一番身軽に行動できます。
出雲大社周辺なら、二の鳥居(正門)前の「ご縁横丁」の地下、電鉄出雲大社前駅、大社ハイヤー乗り場にもコインロッカーが設置されています。
神在月以外なら、預けられないということはないでしょう。私たちも、ご縁横丁の地下のロッカー(300円)を利用しました。
購入できるところ・乗車券の受け取り方法は?
以前は、みどりの窓口・旅行会社・電話でも申し込めましたが、2017年10月1日利用開始分からインターネット「e5489」での予約のみとなっています。
▼イーゴヨヤク!
会員登録(無料)が必要です。
インターネットで予約後は、みどりの窓口またはみどりの券売機にて発券します。
クレジットカード支払いを選択した場合、乗車券の受け取り時に、
- クレジットカード
- 予約番号 5桁
- 電話番号 下4桁
が必要になるのでお忘れなく!
インターネットができない人は…?
余談ですが、高齢者でもネット操作くらいはできないと、どんどん生活に支障が出てくるようになってきていますね…。
私の両親も、私がいないとどうしていたのだろう?と思うときがあります。
目まぐるしいスピードで発展していく時代、取り残されると命とりになるので、常に情報収集を心がけていきたいです。
前途無効の下車・途中からの乗車はできる?
企画きっぷは、JR内の決まりを理解していないと説明部分が不十分で分かりづらいです。みどりの窓口の人もあまり詳しくない内容のものもあります。
今回利用するにあたっての疑問は、ふつうのきっぷなら前途無効の下車(途中の駅で降りた場合、乗車券は回収し本来の目的地までの払い戻しは行わない)はできるけれど、企画きっぷの場合も同じ認識で良いのか?ということでした。
行きは「出雲市」まで、帰りは「松江」からという使い方をしたかったんです。
往復きっぷなのでそういう買い方はできませんが、終点の出雲市までの往復きっぷがあれば可能では?と考えました。
しかしネット情報には答えがなく、最寄り駅のみどりの窓口で質問したら、よく分からないとのことで、「おそらくできないでしょう」という返答でした。
その間の座席は予約しているのだからできるはず…と思い、念のため松江駅のみどりの窓口で改めて質問してみたら、即答で「大丈夫ですよ!」と教えてもらえました。
特別な手続きは必要なく、改札口にきっぷを通すだけで大丈夫です。ただ、列車の時刻を間違えないように注意。
ちなみに、こだま&やくも指定席往復きっぷでの途中下車は、岡山駅のみでOK。岡山駅ではいったん改札口を出ても乗車券は戻ってきます。
ただし乗り継ぎ時間が短い場合は現実的ではありませんが…。岡山観光をするつもりで列車の予約をするという手もありますね。岡山城や倉敷の美観地区とか良いんじゃないかな?
JRきっぷの「大阪(神戸)市内」とは?今回ミスったこと
JR「大阪市内」きっぷは阪のエリア、「神戸市内」きっぷは神のエリアで有効。そのエリア内なら、どの駅からでも乗れる&降りられます。
詳細路線図をよく見てみると、グレーの線で囲ってあります。
そして、このことを完全に忘れてしまっていました!
こだま&やくも指定席往復きっぷは、大阪市内(または神戸市内)から有効のきっぷなので、どうやらうちの最寄り駅から新大阪駅まで安く行けたらしい…ということを帰りに気付きました。
帰り、新幹線で新大阪駅に到着後、在来線へののりつぎ改札口から出るときに、こだま&やくも切符・指定席きっぷを入れて、ICOCAを使おうとしたらエラー発生。
駅員さんに「この切符は、市内まで有効なのでICカードは使えません。降りる駅で乗り越し精算してください」とこだま&やくも切符を返されました。
そして、言われた通りに乗り越し精算をしたときの金額を見て理解したというわけです。これからは忘れないようにします(笑)
JRこだま&やくもに乗車した感想
新幹線は、やっぱり超快適でした。マスキングテープのイベント「mtファクトリーツアー」参加のために、岡山へは2度行きましたが、交通費節約のために高速バスを使っていたので、なんだか贅沢な気分でした(笑)
特急列車はけっこう揺れます。お弁当系の食事は、新幹線の中で済ませておくのがおすすめです。パンやおにぎり、お菓子程度なら問題ないと思います。乗り物酔いしやすい夫もカツサンドを食べて平気そうにしていましたし。
ゆったりやくもは、通称ぐったりやくもと揶揄されているそうな…。
やくもは「揺れがひどく酔う」と一部で有名な電車でした。私たちはこの揺れに平気な体質だったみたいで、なんともありませんでしたが嘔吐してしまう人もいるとか…。
トイレも揺れるからか「綺麗ではなかったから行かないほうがいいよ〜」と夫が言っていたので、私は行かずにずっと車窓を流れる景色を眺めていました。
帰りは一番後ろの座席だったので、リクライニングを思いきり倒して爆睡しました。酔いやすい人は目をつぶってぐっすりやくも!が一番いいかもしれません。
今回の旅行で訪れた、
- 出雲大社
- 一畑電車・大はかや (松江で有名な鰻屋さん)
- 玉造温泉
- 美保神社
についてそれぞれまとめてから、旅のしおりを記事にしようと思います。
この旅行をきっかけに、12時間の昼夜逆転を治したので気分も晴れやかです。 旅行前日は、徹夜による眠気(でも寝られない)、旅行中も頭痛などの体調不良でかなり苦しんだので、二度とあんな思いをしないで済むように、朝型生活をキープ中です。
…まぁいずれまた夜型に戻ると思います(・・;)