台湾で「コレ可愛い~!」と思って買ったものの、本来どうやって使うのか今ひとつ分からないままの日用雑貨はありませんか?
私の場合はこちらの冷凍袋(ランドンダイ)でした。
冷凍袋という名前の通り、フリージングOKのチャック付き袋。
漢字の配置、赤と青の色合い、アイスの絵柄といい、レトロな可愛さがあります。輪ゴムの整理などに使っていました。
アイスパックと書いてありますがとても小さいので、食べかけアイスを保管しておくもの!?というわけでもないし…とさっぱり分かりませんでした。
正体は「棒アイス」が作れる袋!?
というわけで調べてみると、綠豆湯(リュウドウタン)などをこのパックに詰めて冰棒(アイスキャンデー)を作るものだということが判明。
緑豆湯は、緑豆の甘いぜんざいで台湾人は大好き。
スーパーで缶入りを見かけたり、どちらかというと、健康系のドリンクスタンドや、おばちゃんが個人でやっているようなお店で売られています。
レトロな「冷凍袋」緑豆アイス再び現る!数千Facebookユーザーがシェア(2012年7月の記事)
「とても懐かしい、おばあちゃんを思い出す」などそのレトロさに注目が集まったそうです。
綠豆(緑豆)は日本ではもやしの種子(原料)として使われることがほとんど。
体に溜まった余分な熱や水分を排出させる作用があるといわれているので、うだるような台湾の夏、アイスにして食べるというのはとても理にかなっていますね!私は、豆花などの台湾スイーツの上のトッピングとしていただくのが好きです。
日本でも緑豆は買えるので自分で作ることもできます!とてもリーズナブル価格で人気
緑豆は一晩水に浸さなくてもすぐ煮てOK。いったん発芽させてから使うと栄養価も高くなるそうです。
もちろん、綠豆湯以外にも好きなものを入れて凍らせればOKですよ!
水や麦茶だとガチガチになってしまってさすがに意味がないですが…
ジュースだと今Twitterで話題の「キッコーマンの豆乳飲料を冷凍庫で凍らせると美味しくてヘルシーなアイスになる」というのと同じようなシャーベット食感になると思います
棒なしアイスキャンデーを作ってみる①
今回は、ウェルチの100%グレープジュースを使用します。
冷凍による膨張を一応考えて、少なめに入れました。思ったよりも入れやすかったので、こぼれたりはしませんでした。
棒なしアイスキャンデーを作ってみる②
スムーズに出せるのか少し心配でしたが…
袋の下部分を指で押すだけで、簡単にするっと抜けました。味はそのままウェルチグレープ100%です(笑)
カットフルーツを入れたりアレンジすると、見た目も可愛いデザートになりそうな期待感があります。
こちらの冷凍袋、触れてみた感じでは、特別厚みがあるわけでもなく、通常のチャック付き袋と一体なにが違うのだろう?と思うくらい、いたってふつうです。
通常のものより、じょうぶ&衛生的に作られているとか?
確かに台湾でよく使われている、チャック部分が赤いチャック付き袋はペラペラ素材です。
形は違ってしまいますが、日本のチャック付き袋で代用してみても作れそうです。ただし、液体は漏れることもあるので慎重に試してみてくださいね。
買える場所と価格
五金行(ウージンハン)という日用雑貨屋さんで購入しました。日本で例えるなら、ホームセンターをごちゃごちゃさせた感じのお店です。
店名ではなく総称なので、台湾各地にたくさんあります。
通常のチャック付き袋とはまた別に、調理グッズの棚に陳列されていました。ほかにも柄違いが色々あるようです。価格は10~25元(約35~90円)ほど。
全聯福利中心(チュエンリエン)など、大手のスーパーでは探したことがないのですが、台湾の日用品店には大体置いてあるかと思います。
こういったマニアックな台湾雑貨は、TwitterよりもInstagramのほうが情報が豊富。
なぜなら台湾人はInstagramやFacebookをよく使うから。Twitterを使う台湾人はかなり少ないです。その代わり、Facebookで友達に向けて頻繁に更新している感じ。
写真は世界共通なので、たとえ言語が不明でも理解しやすいのがメリット。
台湾の方の使い方を参考にする場合は、#冷凍袋 タグで検索してみてください
レトロ可愛いキャラクターの冷凍袋が楽天で販売されていました。