先日、久しぶりにお刺身を使った丼が食べたくなったのでキハダマグロの漬け丼を作りました。
ポトフは中途半端に野菜が残っていたのでついでに作ったのですが、味噌汁を合わせるより気に入りました。野菜の甘みたっぷりのコンソメ味もなかなか合います
キハダマグロやビンナガ(ビンチョウ)マグロの「お刺身用さく」はとても安く買えるので、家計の強い味方です。写真の丼なら、2人分ワンコインちょっとの金額で作れます。
ただ、そのままだと淡白すぎるのと、水っぽい場合があるので、漬けにするとより美味しくいただけます
お刺身の「漬けタレ」作り方
お刺身の量は100〜200gが目安です。
面倒くさいときは、しょうゆとみりんを1:1の割合で混ぜ合わせるか、めんつゆでも十分美味しく作れます
- みりん 大さじ2・日本酒 大さじ1を合わせ、電子レンジ(600W)で30秒くらい加熱してアルコール成分をとばす。
- 温かいうちに、ほんだし 少々を加えて溶かし、しょうゆ 大さじ2を合わせて粗熱が取れたらできあがり。少量なのですぐ冷めます。
おすすめは、高知県土佐のだし醤油(だしソース作りにも◎)キットです。
こういったものを使うなら、ほんだしは不要。詰替え用もあります。宗田節はだし用のカツオを使っているので、本当に風味が絶妙なんですよ
あとは、この漬けタレに切ったマグロを30分くらい漬けこむだけ。タッパーではなく、ビニール袋またはジップロックを使うと便利です。
アレンジで、+すりごま、+ごま油、+コチュジャンなど風味を変化させることで色々楽しめます。また、白だしを使うとあっさり味になり、色もきれいです。
さて、漬けまぐろを仕込んだら、酢飯(寿司飯)を作ってのせるだけ!…と言いたいところですが、この酢飯作りがなかなか難しいんです。
通常は、少し硬めのごはんになるように炊き、液体のすし酢(合わせ酢)をかけ、切るように混ぜますが、上手くいかないとべちゃっとした酢飯に…。
- 酢飯 作り方
- 簡単 酢飯
- 酢飯 べちゃべちゃにならない
Googleに、このような検索ワードを打ち込んだことがある料理ビギナーさんに超おすすめなのがすしのこです。
いつも通りに炊いたごはんに混ぜるだけで、酢飯ができあがるすぐれもの粉末すし酢調味料です。
まるでベテラン主婦のような言い方ですが、私も酢飯を作るのは苦手で、とてつもなくマズイ酢飯を作ったことがあります…。
実は、すしのこを知ったのは、ほんの数日前です。うちの母が甘い酢飯が嫌いだったようで、市販品を一切使っていなかった影響です。
母の故郷のお寿司が個性的な反面、手巻き寿司もちらし寿司もほとんど食べたことがなく、「なんで今まで教えてくれなかったの!」と思わずLINEしてしまいました(笑)
「海鮮丼は簡単じゃない!」と思っていたのですが、すしのこを使えばとっても簡単ごはんになりました。
すしのこ|ロングセラーの粉末すし酢
大阪に本社を置くタマノイ酢株式会社が1963(昭和38)年に世界初の粉末すし酢として発売しました。
目を惹くオレンジ色のパッケージのデザインがレトロで可愛いです。
こんなにも目立つのに、なぜ今まで気づかなかったのか不思議なくらいです。調べてみたら、アメリカのAmazonでも販売されていて、かなり高評価でした。しかもちゃんと英語パッケージ!
こちらの飲料もタマノイ酢の商品「はちみつ黒酢ダイエット」です。
2000年発売の黒酢を使ったドリンクで、スーパーやコンビニでよく見かけます。
私もお腹がすっきりしないときによくお世話になっていました。さっぱりとしていて、一番手軽で美味しいお酢系の飲料だと思います。
すしのこの使い方・味は…
すしのこの使い方は、ごはん1合につき 大さじ1をふりかけて混ぜ合わせます。白く粒子が細かいサラサラとした粉末状です。
液体のすし酢で作るときのように、熱いごはんに使って同じように作ってみました。
木桶は持っていないので、オーブン(電子レンジ)の天板をいつも使っています。
オープンちゃんのうちわ。すしのこ利用の場合はうちわを使うと乾燥してしまうので必要なし。可愛いので登場させました(笑)
通常の酢飯の作り方は、硬めに炊いたごはんが熱いうちに、すし酢をかけて切るように混ぜ、ごはんのだまがなくなったら、なるべく平たくなるようにして、そこをうちわで両面10秒ほどあおぎます。ごはんを炊くところからコツが必要。
すしのこを使うとコツがいらず、レンジでチンしたごはんに混ぜ込んでも使えます。
風味はすし酢のほうが上ですが、すぐ食べるならパサつきもなく、お手軽なわりには美味しいと思いました。前に住んでいた台湾のお寿司のシャリよりも上かな(笑)
大葉(青じそ)や海苔を使うと風味が増して美味しくなります。
ポトフ|コンソメで煮るだけ簡単スープ
ポトフはフランスの家庭料理です。野菜や肉を大きく切り、コトコト煮込んだ料理で、地域やそれぞれの家庭によって多様なレシピがあるそうです。
私は、野菜・水・ローリエを1枚入れて15~20分くらい煮込み、コンソメ顆粒を入れ、食べる少し前にソーセージを入れて10分くらい煮ています。
冬なので生姜の千切りも加えてみました。
コンソメは、塩分控えめのマギー無添加コンソメが一番お気に入りです。小分けスティックになっていて使いやすいので、一人暮らしの方にもおすすめです。
ポトフの活用|余ったらうどんにする
ポトフは、適当に作りやすい分量で作るので余ることも。
冷凍庫にストックしている刻んだ油揚げ、しょうゆ、みりんを適量加えて煮立ったら、うどんを入れて2分間煮てできあがり。良いダシが出ていてとっても美味しいです
自分でごはんを作るか外食か
台湾での生活中は99%くらい外食でしたが、日本では自炊するため毎日キッチンに立ちます。
別に外食・惣菜でも構わないと思うものの、限られたものの中から選ぶのも疲れるし、ごはんのたびに外出するほうが面倒なので…。
なんとなく「外食は高い」というイメージでしたが、日本の物価は実は安い。外食も決してすべてが高くつくということはないと思います。
海外で暮らしたことのある日本人の方には「日本の食べ物は何でも美味しいし安い」という気持ちに共感してもらえると思います(笑)
自炊といっても、料理が趣味なわけでもないので、炊飯器のスイッチを入れてから炊けるまでの約1時間以内にできるもの限定です。
実際には下ごしらえ・調理でそれほどかからないのですが、立ったついでにちょっとした下準備をするのですぐ過ぎますね。
例えば、うすあげを切ったものや、きのこをほぐしたものを、それぞれジップロックへ入れて冷凍しておくと、パッと使えて便利です
調味料にプラスして変化を
お漬物や調味料を仕込むのも好きです。明日あたりはしょうが醤油を作ろうかと。
1年半前に作ったにんにく酢も継ぎ足しながら使っています!
しばらく放置状態でしたが、お酢&冷蔵庫保管なのでまったく問題ありませんでした。むしろ、よりまろやかになった感じに。
外食も大事
自分で作ったごはんばかり食べているのも物足りなくなってくるので、今夜はくら寿司へ行ってきます。アジ一貫がすごく食べたい気分。
心が潤うくらいの美味しいものを食べたいときは、外食でいいと思っています。家庭料理に、プロ料理人の外食レベルを求められたら困る~!