京華牛肉麵は台湾人観光客にも名の知れた人気のお店です。牛肉麺も独特のクセが少なめで食べやすく美味しいですが、なんといっても名物メニューは臭豆腐です!
5個入り 50元(約190円)
匂いがしっかり強めの臭豆腐ですが一度口にしてみるとなんとも言えない風味がクセになります!
付け合わせの台湾のザワークラウト(酸っぱいキャベツ)版のお漬物台式泡菜と一緒にいただきます。臭豆腐に開いた穴に入れ込んで食べるのが通!?
はじめの一口目、冷めないうちに食べる2個目くらいまでがサクッとしていてとても美味しく、これぞ台湾ごはんの醍醐味とまで思ってしまいます
台湾の「臭豆腐」慣れると納豆より臭くない!?
はじめての台湾旅行で夜市を散策していると、誰しもが衝撃を受けること間違いなしなのが臭豆腐のニオイ。
私も過去、夜市の屋台から漂う強烈な匂いに涙が出るほど悶絶したことを覚えています。興味はあるけれど「これには手を出してはいけない…」そんな風に思いました。
臭豆腐は発酵液につけて香りづけしたもので、そのにおいはまるでアンモニア+たまねぎ・ニンニクを腐らせた感じ…。
しかし調理中のにおいは強烈なものの、食べてみると意外に大したことはありません。ひと口目がちょいクサ?と感じるくらいです。
高雄の夜市で食べた臭豆腐、これもなかなか美味しかった
ネット上では「おぞましい」とか「臭豆腐のせいで電車が止まった」とか悪評が書かれていますが、台湾で食べられている臭豆腐はそんなに大騒ぎするほどのものではありません。
北京など中国大陸の北の地方の臭豆腐は青みがかった色をしておりさらに強烈らしいので、そちらのものではないかと思います。
ただ、初めて食べるならば揚げていない「麻辣臭豆腐」や「臭臭鍋」は、匂いが強めなので避けたほうが良いかも。
臭豆腐には揚げたものとそうでないものがあり、揚げたものは匂いもマイルドで意外と食べやすいものが多いです。
そのため「絶対に無理!」と思っていても、食わず嫌いなだけだったという可能性があります。澎湖を訪れたら、京華牛肉麵の黄金臭豆腐でぜひチャレンジしてみてください。
こちらのお店の臭豆腐が食べられるようになれば、おそらく台湾のどこのお店のものでも大丈夫!
お店の中では、臭豆腐を調理しているところは仕切られているので、それほど臭いは気になりません。
ただし、やはり食事をしてから外へ出ると服などに臭いが付いているのを感じるので、上着などはカバンやバイクにしまうことをおすすめします。
京華牛肉麵の場所|アクセス
台湾銀行がある通りです。近くを通ると強烈なにおいで分かります(笑)
よもやま話だけど「ニーハオ」じゃなくて「にゃお」って挨拶がずっと気になっている…。
京華牛肉麵
住所:澎湖縣馬公市仁愛路63ー1
営業時間:朝11:00~14:30
夕17:00~21:30
メニュー表と注文方法
こちらの用紙に数量を記入して店員さんへ手渡すシステム。お会計は後払いです。
なぜか臭豆腐はメニュー表になく、店員さんに口頭で注文する形です。
「然後,一份臭豆腐(あと、臭豆腐1皿)」のような感じで。注文すると「辛いソースは要りますか?」と聞かれます。あったほうが美味しいです。
原汁牛肉麵|牛肉麺はあっさり食べやすい
京華牛肉麵は、臭豆腐以外に麺類が美味しいお店だと思います。麺の量が日本の大盛りくらいあるので、ものすごくお腹いっぱいに。
105元(約400円)
お肉もやわらかく、私はけっこう好きな部類の牛肉麺です。独特な台湾の風味は強すぎないスープなので慣れていない人にも食べやすいと思います。
ちなみに牛肉湯麵(70元)はお肉なしなのでご注意を。
酢醬麵|野菜多めの汁なし麺
こちらもお店の人気メニューのひとつ。
60元(約230円)
具材がたっぷり。台湾版サラダうどんみたいなメニューです。
餛飩麵|お肉がつまったワンタン麺
初めて食べたとき、感動したワンタン麺。
65元(約250円)
やっぱり具だくさん。あっさり味のワンタン麺です。中華圏のワンタンは日本のと違ってお肉がぎゅっと詰まっているので満足感があります。
酸辣湯|おなじみの酸っぱいスープ「サンラータン」
35元(約130円)
豚の血のかたまり等が入っていないので、日本人でも食べやすいと思います。個人的には澎湖で一番美味しいサンラータンでした。
スープのほかに、麺入り・水餃子入りがあります。
手工水餃|主食な水餃子
55元(約210円)
お店手作りの水餃子です。1皿12個入り。
台湾では餃子はごはんのおかずではなく主食のひとつです。水餃子の皮は厚めでもちっとした食感です。
紅油抄手|非常に辛いワンタン
これこそラー油まみれワンタン。鷹の爪がヤバみ。
40元(約150円)
辛いワンタンですが、本当にもう信じられないくらい辛いです!辛さレベルなしだと、こんなに辛いのか…。
ふだんは辛い食べ物が平気な私でも舌がしびれて驚きました。辛い食べ物が得意ならお試しください。
また、台湾のお店のテーブルには、甘辛いソースなどの調味料が置いてあることが多いのですが、こららのお店のラー油は相当辛いので入れすぎにはご注意を。
麻婆飯・肉燥飯|2種類のごはんメニュー
ごはんメニューは2種類。味付けは甘めです。
麻婆飯
35元(約130円)
甘い麻婆豆腐がかかったごはんです。
肉燥飯
35元(約130円)
甘めの味付けで煮た角切りのとろりとした豚肉がかかっています。台北の滷肉飯/魯肉飯(ルーローファン)と同じです。
スープ|あっさり味が癖になる
臭豆腐やごはんメニューを主食にするときには、スープを付けるのがおすすめ。
香菇丸湯
30元(約120円)
魚の団子スープ。
蛋花湯
35元(約130円)
ふわふわ卵入りの優しいスープです。台湾のスープは日本よりも塩気がほとんどなく、とてもあっさりとしています。
京華牛肉麺まとめ
- 牛肉麺のお店だけど「臭豆腐」がとても人気
- 上着に匂いがつく可能性あり
- ごはんメニューは夜にはない可能性が高い
- 牛肉麺も美味しい
- 麺類美味しい