「そうだ!台湾の温泉へ行こう」と思ったので烏来(ウーライ)へ行ってきました。私にとっては、海外で初めて入った記念の日帰り温泉旅行です。
都会の台北から少し離れて、静かな温泉街を散策します。烏来老街の道にも温泉マークが。
元々このあたりは台湾原住民のタイヤル族が住んでいたところで、烏来(ウーライ)はタイヤル族の言葉で温泉という意味があります。
タイヤル族を含め、台湾原住民は彫りが深く整った顔立ちをした美男美女が多いので、今でも多くの芸能人を輩出しています。
日本で有名なビビアン・スーのお母さんはタイヤル族です。
また、タイヤル族の男性は原住民の中で最も勇敢で、日本の統治に最後まで抵抗した戦士たちがいました。男女とも顔にイレズミを入れる文化がありましたが、日本統治時代に禁止になり、今は根絶しています。
烏来へ行く途中は山道なのでグネグネとしていますが、車窓から見える景色は絶景なのでそちらも見どころです
烏來(ウーライ)への行き方|アクセス
新店から乗ると30~40分で着くのでメジャーな行き方ですが、急な山道を行くバスの中では座りたかったので、台北のバス乗り場臺北車站(青島)から乗りました。
こちらのバス停から、849系統のバスに乗り終点まで、約1時間20分で到着します。
到着後、バスの写真を撮らせてもらったら、運転手さんがノリノリで応じてくれました(笑)ピースしてくれたり、顔を隠しておどけてくれたり。
もちろん人によりますが、台湾の人は明るい方が多いです
交通費も格安!バスで往復400円以下
台湾の交通系ICカード悠遊カードを利用し、台北のバス停からの場合、運賃は45元(約170円)です。直前にMRT(地下鉄)に乗っていたので値引きされ、行きは37元(約140円)でした。
臺北車站(青島)
悠遊カードがあれば、ややこしいバス運賃の支払いも簡単な上、MRTとバスの乗り継ぎ割引がきくのでお得です。
台北を旅行するなら、買っておいても損はないカードです
台湾セブンイレブンなどのコンビニに、可愛いキャラクターものが100元程度で売っているので、それにチャージして使うと旅のテンションも上がるのでおすすめですよ
悠遊カードのアプリ
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台湾のバスは全然乗り慣れていないので、乗るときは少しドキドキします。
目当てのバスが来たら手を挙げて乗車意思を伝えましょう。実は忘れていてひとつスルーされちゃいました(笑)
烏來(ウーライ)へ到着!
降りてすぐのところに大きな吊り橋があります。余裕があればぜひ渡ってみて下さいね。私は温泉に気を取られてすっかり忘れてしまっていましたが…。
帰りはこちらのバス停の中で、順番に座れるようになっているのでそこで待ちます。
メインストリート「烏来老街」へ
バス停から歩いて5分くらいでメインストリートの入り口に着くのでとても分かりやすいです。カラフルで可愛いひし形模様の橋があります。
この良い感じに寂れた雰囲気と山、川の景色が気に入りました。
入館無料の烏來泰雅民族博物館もありますが、時間がなく入館できませんでした。
タイヤル族の生活習慣や文化・風習が紹介されている博物館なので入りたかったな~。また次回の楽しみにします!
公式サイト烏來泰雅民族博物館
- 営業時間:月~金 9:30から17:00まで・週末9:30から18:00まで
- 休館日:毎月第一月曜日・旧暦の大晦日と元旦・選挙日・政府指定と自然災害による出勤停止日
烏来老街でタイヤル族の名物料理を食べる
12月初旬の平日の13時前ということもあってかどこの店舗も空いていました。店先に並んでいる食材は似通っていたので、適当に入ってみることに。
「ふたりセットがお得だよ!」と明るいお姉さんに声を掛けられ、山地美食屋というお店へ。
399元(約1500円)のふたりセットで、タイヤル料理が一通り食べられます。
竹筒飯
竹の筒で蒸したもち米ごはん。モチモチとした食感で、おこわに似た味わいです。
魚蝦雙拼
こちらも名物。川魚と小エビを揚げた料理。なかなかの食べ応えがあります。小魚好きにおすすめ。
石板烤肉
鉄板ではなく、石板で炒めたらしいベーコンと野菜炒め。
炒青菜
台湾の野菜炒めはニンニク風味でとても美味しいです。
綺麗な色合いのスープ
美容に良さそうな食材が使われています。優しい味わいです。
炒麵
別で注文しました。あまり期待していなかったけれど、実は一番美味しいと感じました(笑)
ひと通り楽しめるので、初めて烏來へ行ったら、ピンときたお店でセット注文するのが良いかもしれません
次回以降は単品で、食べたことがないものを注文しようと思います
烏來(ウーライ)のセブンイレブン
台湾セブンイレブンのゆるキャラOPENちゃんが烏來仕様で可愛かったです
簡易の記念写真撮影の機械(無料でメールアドレスに送れる)があったので、撮って遊びました。オープンちゃん好きの方は必見です!
烏来老街で見かけた名物
山猪(イノシシ)肉
温泉宿やトロッコ乗り場へ続く橋の手前にあった、山猪(イノシシ)肉の屋台だけ行列ができていました。台湾の人の間では有名なんでしょうか。
温泉モロコシ
温泉卵ならぬ、温泉とうもろこしを発見。
むっちりとしていて甘そうでした。
甘い台湾ソーセージ
私はおそらくイノシシではない普通の甘いソーセージを買いました。今まで食べた中で一番甘みがまろやかで食べやすく美味しかったです。
貸し切り温泉「湯屋」詳細については別記事にまとめました