日本で一番有名な縁結び神社といえば、島根県の出雲大社!
特に旧暦の10月は神在月(かみありづき)と呼ばれ、大国主大神の「幸縁(こうえん)」の御霊力を戴くため多くの人々が参拝に訪れます。
私は人生どん詰まりだった頃、なぜだか無性に参拝したくなり、タイミングもあったことから縁結大祭へ参列したのがはじめての出雲大社でした。
次の年に、一度「仕事を失う」という縁切りが間に入りましたが、結果的にはそれで満足いく人生を今のところは送れているのではないかな~と思います。
ずっと順調なわけではないけれど、そんなに悪いわけでもない…という感じです。なぜだか会社員になろうとするとことごとく運気が下がりました。
むりやり就職したらチケット転売ヤーだった(騙されていた)ときの話、ブログネタになりそう。だけど怖い人が絡んでいそうだからやめとく…。
今年の6月下旬に出雲大社へ参拝した際、縁結大祭に参列したときのことをふと思い出しました。私が参列したのは2012年ですが、近年そのときと比べてより人気になっている様子。
出雲大社の公式サイトを覗いてみたら、2018年のお知らせの詳細ページができていました。
ただ、すでに申し込み期限終了までけっこう迫っているので「参列したい!」という方は今すぐ往復はがきのご準備を。
当日は出雲大社社務所から戻ってきた「縁結大祭参列証」と「幸縁むすび祈祷料 5,000円」が必要になります。
縁結大祭の日程|2018年は3日間
2018年は合計3日間行われました。
● 縁結大祭 (定員 2,000名)
- 11月22日(木) 午前10時
- 11月24日(土) 午前10時
● 臨時縁結大祭 (定員 1,700名)
- 11月23日(金) 午前10時
縁結大祭の申し込み方法
追記|2019年度は、出雲大社へ直接問い合わせをしてみたら、「まだ往復はがきで募集するかは決定していない」との返答でした。
往復はがきで申し込みます。これは2018年までずっと変化なしです。
2018年は11月10日(土)まで。定員に達した場合は早期に締め切られます。
公式ページ:http://www.izumooyashiro.or.jp/taisai
〒699-0701
島根県出雲市大社町杵築東195
出雲大社社務所内 縁結大祭係 宛
見本の通りに記入して郵送するだけです。3日間のうちのどの日に参列するか●●日の部分は変えてくださいね。
およそ1週間前後で返信欄に詳細が印刷された返信はがきが家に届きます。
- 往復はがき1枚につき1名のみ申し込める
- 団体は無効
- 参列できるのは申込者本人のみ
縁結大祭の「失礼のない服装」とは?
「失礼のない服装で」と注意書きにあります。露出の多い服装やサンダル履きはいけませんが、寒い時期のためそんな格好をする方はおそらくいないはず。
正装といえば着物かスーツですが、一般で参列するならそこまでの必要は全くなく、派手すぎる恰好でなければ大丈夫です。
かなり冷え込むので、なるべく暖かい服装で参列することをおすすめします。私が参列したときは受付にて使い捨てカイロを1人1個配布していました。
縁結大祭当日の受付は8時開始
受付場所…銅鳥居前受付テント
受付開始…午前8時
参列通知のあった返信はがき(縁結大祭参列証/縁結大祭直会券)を持参の上、幸縁むすび御祈念料として5,000円を納めます。
受付の際に「幸縁むすび祈念絵馬」にお願いごとを記入します。
縁結大祭に参列した感想
私が参列した2012年までは「御仮殿前」で斎行されていました。現在は本殿・八足門内なのでさらに神様に近いところですね。
前日にテントがはられ当日の朝に椅子が用意されており、受付後に空いているところへ座る流れでした。ただこのときは特になにも思わなかったものの、近年は前方には特別な人が座るらしく一般の人は後ろと言われるらしい…。
最前列は綺麗に着飾った着物姿の若い女性ばかりでした。代表に選ばれた人かな?私を含め一般の方は11月下旬ということもあり、ダウンコート姿の方が多かったです。
参列者全員で祝詞奏上をしたり、縁結大祭中は神聖な儀式であることを感じました。
夜神楽特別祈祷
神在月の期間のみ神楽殿にて、夜神楽特別祈祷(よかぐらとくべつきとう)が行われているらしいと聞いていたので、ぜひ祈祷を受けたいと思っていました。近くに宿をとっており、旅館経由でも申し込めるとのことだったのでお願いしました。
または当日に直接、神楽殿の左側にある「ご祈祷申し込み所」へ出向いて申し込むこともできます。
● 2018年の日程
11月18日〜11月22日の午後7時から
11月23日は午後4時半・午後9時の2回
夜の出雲大社の雰囲気も厳かで雰囲気がありました。
夜神楽特別祈祷では、住所の一部・名前・年齢・祈願内容(良縁祈願など)がひとりずつ読み上げられていきます。
その間、真剣な気持ちではありましたが、とにかく冷え込むのと地べたに座るためだんだん辛くなっていきました。
人数が多いので時間もけっこう長かった思い出があります。2時間くらいだったかな…(当時付き合わせた母親にこの間謝りましたw)
もうひとつ蘇ってきた記憶としては、入り口付近でマフラー等の防寒具を着けていると「取ってください!」と巫女さんにかなり強めに注意されたので、あらかじめ手に持っておくようにすると良いかもしれません。
出雲大社の巫女さんは無愛想とか態度が悪いとよく書かれていると随分後で知りましたが、確かに神社であんなに睨まれたのは初めてでした。入る前に取ろうとしていたのに…。
今年の6月に行ったときは関わりがなかったので別に何も感じませんでした。
祈祷後に、お札・お守りなどをいただきました。お神酒もふるまわれます。
宿泊したお宿「大島屋旅館」
午前中の儀式ということで、出雲大社の近くの旅館に宿泊しました!
昔ながらのお宿といった雰囲気です。お手洗いはシャワートイレでした。
部屋にお風呂はあったもののお湯が出なかったので、入浴は大浴場で。翌朝の洗顔と髪のセットが冷たかったのを思い出す…。
1泊2食付き。
決して豪華ではないものの素朴で美味しかったです。
縁結大祭の当日、お宿から見た朝日がとても綺麗で感動しました。
宿泊したお宿はこちら→ 大島屋旅館
縁結大祭2018年まとめ
はじめて参拝してから環境が大きく変わりました。紆余曲折ありましたが、良いご縁・経験にたくさん恵まれたのがご利益だったのではないかと思います。
私が参列した2012年までは御仮殿前でしたが、2013年からはふだんは立ち入ることのできない本殿・八足門内で斎行されているようなので、またご縁があれば参列できればとは思います。
でも今は5,000円…正直高いですよね?(最後に本心を言う)
まとめ
- 縁結大祭の申し込みは往復はがき
- はがき1枚につき1名のみの申し込みが可能
- 2018年は11月10日(土)まで (定員に達し次第締め切り)
出雲地方では神々の集う旧暦の10月を神在月(かみありづき)と呼んでいます。
2018年の神在月、神々が集う「神在祭」期間は11月17日夕刻〜11月24日夕刻まで。
全国の神々が大国主大神のもとへ集まり、さまざまなご縁の結びごとを話し合う神様の会議が行われます。
神在月の期間は日帰りバスツアーのプランが豊富なので、縁結大祭には参列できなくても参拝はとてもしやすいです。
ただし、期間中はかなり混み合うのでそのつもりで行くのが良いです。ゆっくりお参りするなら別の機会をおすすめします。また、大阪より底冷えして寒いので薄着ではなくある程度厚着しましょう。雪がちらついているときもあります。