約10年前、仕事帰りや休日に色々な店舗をハシゴして比較するのを趣味としていたこともあるくらいネカフェ独特の空間が好きです。
ひとりで気ままな時間を楽しむ以外にデートでも利用して、牛焼肉丼(けっこう美味しい)とか食べていました
もし仕事も家事もする必要がないのなら、心ゆくまでネカフェに入り浸っていると思います。「どのくらいで飽きるものだろう?」と考えながら妄想する時間も楽しい
ネカフェの中でも着実に店舗数を増やしていて人気なのは快活CLUB。
最近は足が遠のいていましたが、読みたい漫画とフライドポテトを目当てに久しぶりに行ってきました
快活CLUBのスマホアプリを入れた
快活CLUB公式アプリ
KAIKATSU FRONTIER Inc.無料posted withアプリーチ
快活CLUBは会員制です。
だいぶ長い期間利用していなかったので、紙の会員カードも行方不明。スマホアプリで事前に仮登録をしてから行きました。
受付でスマホアプリに表示される仮登録のQRコードと本人確認証を提示すると、スムーズに手続きしてくれました。
てっきり紙の会員カードを無くすためのキャンペーンかと思ったら、そちらも同時に発行してくれました。たぶん使わないので自宅保管用のカードケースに入れておきます。
「何時間利用するか?」は受付時に伝える必要はありません。滞在した時間分の一番安価な料金で自動で計算されるので、精算時に支払います。
ブース(フラットシート)を選択
快活CLUBには多種多様な座席が用意されています。一部店舗には女性専用エリアもあります。
- 鍵付完全個室
- オープンシート
- 一人席
- グループ席
- カラオケ
- オンラインダーツ
- ビリヤード
壁で仕切られた一人席ブースは、リクライニングシート・フラットシート・マッサージシートから選べるので、一番家での環境に近いフラットシートにしました。
私は身長159cmで足を伸ばしても悠々とごろ寝できます。めっちゃゴミ箱を蹴っちゃったけど。座椅子とブランケットがブース内にセット済み。
ブランケットは扉に目隠しのように掛けて使う人が多いです。
無料貸し出しコーナーにも、硬めの四角いクッション枕・ブランケット・照明スタンドが置いてあり自由に使えます。照明が暗すぎると感じたので照明スタンドを借りました。
電源とUSBを直接挿せるコンセントが完備されていてスマホや自分のパソコンの充電もしやすいです。
過去に利用していた、座り心地の良い椅子&手元が広々と使えるビジネスシートがお気に入りだったので、なくなっていたのは少し残念かな…。
あと、数年前に利用したときは完全分煙だったのが、全て禁煙ブースになり喫煙ルームが2箇所設けられていました。
一度、禁煙ブースに空きがなく空きが出たら移動させてくれるということで喫煙ブースに入ったときは、匂いと煙に耐えられなくて結局すぐに退散した記憶。
そのため、タバコを吸わない身としては嬉しい変化でした。
今はアプリから各店舗の空席状況の確認ができるのでそれを確認してから行きます。
パンケーキランチを注文
ブース内のパソコン画面から有料の食事メニューを注文できます。パソコン画面には今どのくらい滞在しているのか時間が常に表示されているのが便利。
快活CLUBは特にフライドポテトが美味しいと有名ですよね!
セルフサービスの無料モーニング食べ放題か、それ以外なら単品330円〜で食べられます。パンケーキランチにも付いてる
パンケーキランチ550円
パンケーキ2枚(マーガリン・メイプルシロップ付き)、フライドポテト、ポテトサラダのセットです。
想像していたよりもボリュームがあってお腹いっぱいになりました。フライドポテトは揚げたてでサクサクしていてやっぱり美味しかったです。
ケチャップ+マヨネーズの量がすごいw
パンケーキもほわほわと柔らかくあっという間に食べ終わりました。食べ放題のソフトクリームと合わせて食べている人も多そう!
ポテトサラダはじゃがいものホクホク感が残っていて、業務スーパーのお惣菜が出てくると思っていたので意外でした。
ほかに飲食物の持ち込みは自由です。食器の返却口にも「持ち込みのゴミもご遠慮なくこちらにお出し下さい」と記載があったので、ゴミは持ち帰らなくて大丈夫です
快活CLUBのドリンク飲み放題
ネカフェの特徴はドリンクバーがあり、セルフサービスで飲み放題なこと。何を飲もうか悩むくらい種類豊富です
快活CLUBは、紅茶のティーバッグのところに用意されている粉末スープが美味しいです。お味噌汁・お吸い物・中華スープなどがあり、器も別に用意されています。
ティーソーダ・コーンスープ・カプチーノ・梅こんぶ茶・中華スープを飲みました。
本を読んでいると塩気が欲しくなるので、ホットドリンク用のカップに梅こんぶ茶2袋分を入れて7割ほどお湯を注ぎ、ちまちま飲むのが幸せ。
ついつい、帰りにキャンドゥで玉露園の梅こんぶ茶を買ってしまった…。個包装で6袋入り。パッケージが可愛いです。
台湾で暮らしていたときに、一部の台湾人からは「梅こんぶ茶はめちゃめちゃまずいわ!」と言われたりすることもあったけれど、美味しいですよね〜(笑)
そのまま飲むだけではなく、市場できゅうりを買って浅漬けにしたりして使っていたのを思い出しました。
ソフトクリーム食べ放題
ソフトクリームが食べ放題なのは快活CLUBの特徴かも。メイプル味・チョコ味のソースが用意されており、そのときの気分や好みの味で頂けます。
メロンソーダの上にソフトクリームをのせてメロンクリームソーダにしたり、ソフトクリームの上にエスプレッソをかけてアフォガード風にアレンジすることもできますね〜
モーニング無料食べ放題
毎朝6:00〜10:30までパンとフライドポテトが無料で提供されています。セルフサービスで食べ放題
ドリンクバーにコーヒーやコーンスープがあるので好みのドリンクと一緒に。デザートにソフトクリームが食べられるのも最高だと思います。
漫画はアプリで「この先有料」の作品を読む
ピッコマ
Kakao Japan Corp.無料posted withアプリーチ
スマホ用の漫画アプリはたくさんありますね。私はピッコマで読んでいます。
縦スクロール+横向きにすると小さめのスマホ画面でも大きく読めるので、Amazon電子書籍のKindle版で読むより断然読みやすいです。
課金もしたけれど初回100%ポイントバックのときに狙って課金したので、まだ3,000円分くらい残っていてケチケチ読んでいます。
静かなるドンはピッコマで60巻まで無料で読めたので、これから61巻〜108巻まで少しずつ読みに行きます。でもラストが気になるので108巻を先読みしてしまった(笑)
ホテル代わりにも使える?
ひと昔前だと、ネカフェで寝泊まりするのは「ネットカフェ難民」というあまり良くないイメージが強かったですが、今は旅行で利用する人も増え、より身近に感じられるようになりました。
夫と険悪な雰囲気になったときに、主婦の家出先として使うのもありかなとふと思いました。環境を変えて冷静になる目的として頭に入れておきます。むしろ満喫しすぎて帰れなくなりそう。
鍵付完全個室
まさかネカフェに鍵付き個室ができるとは思っていませんでした。
カプセルホテルでさえ簡易宿所として営業するために鍵を付けられず、法律的に無理だと言われていたので…。
個室内への飲食物の提供を禁止(自分で外から持ち込んだものはOK)にすること等で風営法の対象から外れているようです。
店内の飲食物を食べたいときは、オープンシート(飲み放題カフェ)が利用できますが、飲み放題のドリンクバーやソフトクリームを個室内に持ち込めないのは少々面倒です。
ほかのエリアとは区切られており、セキュリティキーを持っていないとエリア内にも入れない仕組みです。
鍵付完全個室は、快活CLUBのWebサイトから3日前まで予約ができます。
無料で使えるシャワー室あり(一部店舗)
快活CLUBの一部店舗では、手続き不要でシャワー15分無料&タオル使い放題という嬉しいサービスがあります。
リンスインシャンプーとボディーソープ、洗面台にはドライヤーが設置されていました
個人的にはふだん髪を乾かすだけでも10分以上かかるので、入ってから出るまで15分以内での利用はなかなか厳しそうです。
15分は目安時間なので空いている時間帯であれば少し過ぎても大目に見てくれるのではないでしょうか?
とは言っても、もしホテル代わりとして利用する機会があれば2回に分けて入るのも面倒なので、必死に5分以内でサッと浴び、後はドライヤー優先に頑張ろうと思います(笑)
冬なら夜に顔と体だけ、朝に洗髪でも良いかも。どうせ寝癖を直すために髪を濡らしますしね。
有料のコインランドリーあり(一部店舗)
- 洗濯機1回300円
- 乾燥機30分100円
洗剤は自動投入式なので別途洗剤は必要なし。
大阪ならビジネスホテルも同じくらいで泊まれる
それでも海外の安宿より遥かにグレードが高く「日本大丈夫かな?」と感じるくらいのコスパの高さだとは感じます。もし快活CLUBが世界中にできたら、革命が起きそう。
ネットカフェで寝泊まりするシーンが印象に残る漫画
気がつけばうちのごはんのにおいだった
オムニバス形式の漫画で完全版には短編12話+おまけ1話が収録されています。絵柄やタイトルでほっこり系に見えるけれど、扱っている内容はけっこうシリアスかも。
第1話「ぬか漬けきゅうり」は会社をクビになってから2年間ネットカフェ難民をしている女の子の話。第12話「煮込みおでん」は第1話にも出てくるまた別のネットカフェ難民の女の子が主人公です。
Amazonの読み放題サービスKindle Unlimitedに登録している人は無料で読めますよ
2009年10月初版発行のコミック本なので、その当時に比べたら今のネカフェはより快適に進化したのかもなぁと久々に読み返してみて感じました。
傘寿まり子
80歳の女性作家が主人公。家出をして不動産屋で部屋を探しますが、高齢者にはそう簡単に貸してはくれません…。ホテルに泊まるのも高くつくということで、ネットカフェ難民となります。
主人公まり子の感じた「気楽だけどさびしい、さびしいけど気楽」という自由さがネカフェを象徴していると思います。
快活CLUBまとめ
今回はブース3時間パック+パンケーキランチで合計1,650円(税込)でした。パック料金は自動で切り替わるシステムです。
次回はオープンシート(飲み放題カフェ)を利用してみます!
3時間パックでも650円(税込)というくらい激安なのと、もしパソコンを持参して作業するならカフェタイプのほうが集中できるような気がします。
昔はよくアプレシオなんば店を利用していましたが、今は閉店してしまったようで…。やっぱりコロナ禍の影響かな。