いよいよ日本でも、2020年7月からレジ袋の有料化がスタートします。
店舗によって前倒しにするところもあり、最寄りのココカラファイン(ドラッグストア)は4月から有料に。ユニクロ・GUは4月から1枚10円(税別)になるということでしたが、延期になりましたね。
目的は、環境問題に配慮し何気なくもらっているレジ袋を有料化することで、プラスチックの過剰利用を見直すきっかけになるようにということですが、果たしてそれが本当にエコに繋がるのか?ということを含めて様々な見方があります。
私は台湾で数年間生活していたこともあり、ふだんからどこへ行くにもエコバッグを携帯する習慣が身に付いています。
台湾ではレジ袋は2003年から有料化されており、2018年からはドリンクスタンドでの袋の無償提供も禁止になりました。
一足早く、コンビニでもレジ袋がもらえない生活を経験していたことになるのでその様子や、エコバッグは何個持ち歩けばちょうど良いか書いていきます。
愛用のエコバッグ①|保冷トート
台湾セブンイレブンのポイントを集めてもらえるコラボグッズだった保冷トートを台湾にいるときから2年半使っています。
一度に8個くらい引き換えたのでレジで「本当に!?」と笑われました。結局在庫がなくて引換券を発行してもらい、1ヶ月以上待つくらい人気でした。
カナヘイデザインがとても可愛くて気に入っています。
ファスナー付きで食品をしっかりとキープします。あと、ものすごく丈夫!手洗いしても平気。
保冷タイプは小さく折り畳むことは難しいので、スーパーへ行くときやお弁当、生鮮品などを買う目的が決まっているときに持参します。
6ポイント+109元(約400円)で交換/購入しました。特に2017年のグッズは当たり年でした。
日本の夏は暑すぎるので、もう保冷バッグでないと安心できません…。大きな保冷剤を持参してなるべくひんやりと持ち帰るように心がけています。
愛用のエコバッグ②|レジ袋と同じ形状のもの
関西スーパーで購入しました。まるで無印良品でも販売されていそうなシンプルさが気に入っています。
はじめは、ちょっとした買い物に最適な通常サイズ(2Lペットボトル3本分)を購入し、気に入ったので、大サイズ(2Lペットボトル4本分)を買い足しました。
折り畳むのも簡単です。ポケットに差し込めばペタッとコンパクトで省スペースに
エコバッグは派手目なデザインも多いですが、黒やグレーの無地や落ち着いたイラストのほうが好みです。また、使いやすさから考えると、スーパーのレジ袋と同じ形のものがとても便利です。
愛用のエコバッグ③|持ち帰りドリンク用ホルダー
ドリンクスタンドの多い台湾では、皆ドリンク専用サイズのエコバッグ(ドリンクホルダー)を持ち歩いています。
日本でも昨年のタピオカドリンクの流行も相まって、テイクアウトのカップを持ち歩く人が増えましたね
私もドリンク袋を持っていないときに限って「カフェラテ買って帰りたい」という気持ちになるので、必ずカバンに入れておくようになりました。夫にも渡しています
専用ビニール袋は100円ショップのダイソーでも販売されています。安定性に優れている感じがします。
布のタイプは、中国通販AliExpress(アリエクスプレス)で購入しました。ストローを入れるゴム部分も付いています。
ただ、日本セブンイレブンのコーヒーカップで試してみると、日本のドリンクの小ささを実感しました。
左がMサイズ、右がLサイズです。残念ながらブカブカです…。
気をつけないとスルっと抜け落ちてしまうかも。置くときにも安定しません。
ローソンのメガサイズがスタンダートになればいいのにな〜と日頃から思っています。
このような布の面積が小さなタイプのほうが抜け落ちリスクは減るかな?と思います。
エコバッグは何個持ち歩くか?
まず、食品用とその他用で使い分けています。お刺身や生肉を入れた袋に、服飾雑貨は入れたくないので。
通常の買い物は、大きめサイズをひとつ入れておくと足りるのではないかと思います。
たくさん買い物する予定がある場合は、特大サイズが便利かも
ただ、スーパー以外のドラッグストア等で買う必要があるものを突然思い付くことがあるので、複数個携帯しておくと万全ですね。
私の場合は、スーパーへ行くときは保冷トート・大きめエコバッグの2個を持参します。
商品価格が格安な代わりに、サッカー台に用意されている薄いビニール袋も廃止しているスーパーでも買い物するので、魚やお肉などを入れる用にビニール袋も中に入れています。
外出時は、大きめサイズと小さめサイズ、ドリンク専用の3種類を携帯します。
慣れるまでは忘れてしまうことがあったり、面倒くさいような気持ちになりますが、おそらく1ヶ月くらいで習慣になります
台湾セブンイレブンの"あみあみ紐"
2011年に初めて台湾を訪れたのですが、そのときに「なんだコレは!?」と思ったのが、こちらの水色の不織布製のあみあみ紐(無料)です。
温めてもらった食品を絶妙なバランス感覚で安定して持ち帰ることができます。お箸やスプーンは隙間から滑り落ちてしまうので手で持ちます。
台湾は外食文化が盛んですが、食堂やレストランのメニューを持ち帰るときのビニール袋は無償提供されていました。
日本のコンビニや店舗でお弁当などのテイクアウトの場合も一律有料化されるのか?は、少々気になるところです。
先日、くら寿司で天丼とお寿司をスマホから注文して取りに行ったら、お寿司の上に天丼がのせられて用意されており、お寿司がホカホカに温まっていました…。
袋は2枚目以降は有料と記載があったのですが、そういうときは自動で有料になるシステムで良いので、分けておいて欲しいと今後のことを考えて思いました。
台湾のスーパーでの買い物
台湾の大手スーパーの全聯福利中心(通称チュエンリエン)や、農會超市(農会スーパー)をよく利用していました。
セルフで詰めるサッカー台がないところが多く、レジでピッとスキャンしてもらっている間に自分でエコバッグに袋詰めしていきます。
店員さんによっては手伝ってくれることもありましたが、基本自分でササッと詰めていました。コンビニのレジもそんな感じです。
コンビニにはバイクで買いに来ている人が多いので、エコバッグに詰める人より手で抱えてサッと出て行く人のほうが多かったかな。
お会計にも気を回さないといけないのでたくさん買うとレジで焦ります(笑)
袋がもらえた場所
今現在はどうなのかは知りませんが、スーパー・コンビニ・ダイソー・ドラッグストア・大手の日用品店・ドリンクスタンド以外では、無償でビニール袋に入れてくれていました。
日本では、一気に切り替え!という雰囲気がしますが…。
一瞬で畳める「シュパット」
昨年、海外に日本の製品を持って行く内容のテレビ番組で紹介されていたのを観て、気になっていた話題のエコバッグです。
最近、ライフ(スーパー)でオリジナルキャラクターの限定デザインのシュパットが発売になり、見本が置いてあったので、どんな感じか実際に試してみることができました。
本当に一瞬で畳むことができ、薄い素材なので携帯性に優れているなと感じました。「エコバッグを畳むのが嫌い!」という方には最適だと思います。
私はある程度ハリのある生地のエコバッグのほうが袋詰めしやすく、中身も安定するので今は購入を見送っています。
ただ、リサラーソンのマイキー柄デザインのものを見つけて心が揺らぐ。文句なしに可愛い
まとめ
開始から1ヶ月くらいは面倒でも、必ず慣れてそれが普通になっていきます。ゴミ箱などにセットするビニール袋は、必要に応じて買う必要がありそうです。
コスト面のみを考えるなら、1枚3円として毎日買い物しても1ヶ月90円なので…。
レジ袋有料化は、諸外国に比べると遅いほうだと思いますが、私からすると「ついにビニール袋は完全に買うものになるのか〜」という思いです。
昔、母親が「あのスーパーの袋はペラペラですぐ破れるからあかんわ」とぼやいていましたが、いずれは「もらえた時代があったんだ〜」というように移り変わっていくのでしょうね。
実は数年前にレジ袋有料化を耳にしてから、スーパーでは必ずもらい、しっかりと溜めていました。1年くらいは在庫を再利用(買い物用・ゴミ箱用)に回せるかな、と思っています。