今はInstagramでも簡単に台湾の方たちと繋がれる時代です。特に台湾で生活をしていたり交流会などへ参加していると、自然と仲良しの知人・友人が増えていきますね
台湾旅行でお土産を買って帰るように、日本から台湾の知人へ「なにか手土産を渡したい」と考えると、これがけっこう悩みものです…。
気持ちが一番大切ですが、せっかくなので台湾ではあまり買えないもので喜んでもらえるものというのが見つかればベストでしょうか。
台湾でも日本のものはある程度は手に入るため、適当に買うと「これ、コンビニで売ってたよ~」となることもあり得ます。
経験上、喜ばれたかな?と思うものや、あんまりだったものについてまとめました。
日本の流行に敏感|その時々の日本の流行りモノを
お菓子に多いので、持っていきやすく、話題性もありなかなか良いと思います。
ただし、話題になり始めてから少し過ぎると、必ずと言ってもいいほど台湾でも販売されるようになるため、お早目に!
2017年話題になった台湾テーマのチロルチョコも、「これは食べたい!」と人気でしたが、すぐセブンイレブンで売られるようになりました(笑)
台湾ぽいものが逆輸入という感じでけっこう受けていましたね。
こちらのガムは、日本へ旅行していた台湾の友達のFacebookで知りました!
日本以上に日本の流行に敏感で時に驚きます。ほかに一時話題になった、透明ミルクティー・レモンティーも数ヶ月後には台湾のコンビニで買えるようになっていました。
日本のお菓子|定番品はキットカット
何度か買ったのは、超定番のキットカットの抹茶味。50嵐が抹茶ラテを発売したときには行列ができていたくらい台湾人には抹茶味が好きな人が多い印象です。話題になったからという理由もありますけどね。
なんだかんだ言って、私の周りでは抹茶味はまだまだ人気があります。台湾でも販売されているところはありますがやはり割高なので。濃い抹茶味はレアなため、抹茶好きな台湾人には喜ばれるかと思います。
最近はなんでもネット通販に頼ってしまいがちなのですが、ネットよりもダイコクドラッグやドン・キホーテのほうが安く買えます。
特にドンキは抹茶味のお菓子がずらっと揃っており、観光地に近いところだと台湾人のお客さんの買い物も見られるので一度チェックしてみてください。
「ちょっと抹茶ばかりではひねりがないな」と感じる場合は、ご当地キットカットもおすすめです。関西限定のほうじ茶キットカットは美味しいですよ。
ご家族に小さなお子さんがいる方へは炭酸せんべいやゴーフルも喜ばれました!
ゴーフルは台北でも買えるので、私が持参するときは炭酸せんべい派です。台湾茶やコーヒーにも合いますね。
インスタントラーメンのセット
箱入りはギフトっぽい&価格も手頃でけっこうおすすめです。特に北海道関連は人気。若いコたちには、ふつうのカップヌードルやカップラーメンも「美味しくて好き」とよく耳にします。
あと北海道といえば、ラーメンのほかにジャガポックルも安定の人気ですが、逆に台湾の人からお土産にもらったりするので私なら外します(笑)
がま口財布|ちょっとしたプレゼントにも
がま口発祥が日本というわけでもなく、台湾でがま口財布が特別人気というわけでもないですが、小物入れとしても使えるので、けっこういいんじゃないかな?と思っています。
手づくりマーケットでも台湾人の作家さんが販売しているのをよく見かけます。日本で買うメリットは、やはり品質の良さや種類の多さです。
京都で有名なAYANOKOJIのものは、つくりがしっかりとしていて柄や種類も豊富、価格もお手頃、ラッピング無料なので、ちょっとした贈り物にもぴったりです。
自分用にもプレゼント用にもよく利用しています。ニット製のものは特に可愛らしいですね。次回京都へ出かけたら、そろそろお小遣い用財布を新調しようかなと考え中です。
フライングタイガーコペンハーゲンの小物・雑貨
日本製ではないですが、台湾への進出は2019年現在まだのようです。可愛い小物は20代前半の友人に喜ばれました。
日本でも人気の店舗限定のエコバッグが一番好感触だったのでおすすすめです。写真のパンダ柄のものはJR大阪駅ルクアイーレにて購入。
安価なので、お菓子をこれに入れて一緒にプレゼントしたり。軽いというところもお土産向きだと思います。
美意識の高い女性には化粧品
とある日本製の化粧品をコレが欲しいとリクエストされて、じゃあそれお土産にするよ~と買っていったことがあります。
康是美(cosmed)・屈臣氏(Watson’s)といったドラッグストア、POYA寶雅という日用雑貨の大手チェーン店があるので、それなりに日本の化粧品を買うことはできます。
その子のお気に入りは、そちらには置いていない、日本でもプラザにあるようなちょっとマイナーなラインのものでした。
台湾女子、特に地方へいくほど、ほとんど化粧をしない女性も多いため、よく知らない相手へのプレゼントやお土産に化粧品は難しいかもしれません。
個人的にやっぱり日本製はいいなと感じたのは、UVクリーム(ローション)でした。使用感が全然違います。
台湾で売られている日本の化粧品、全部高いと思いきや、マジョリカマジョルカは日本より微妙に安価なくらいで驚きました。
もちろん割高なものもあるのですが、輸入というより正式に販売されているものはお手頃価格なんですね。
美容に興味のある女子へは、自然派(オーガニックコスメ等)のメーカーのトライアルセットなどスキンケア系を渡すと喜ばれると思います。
医薬品|お疲れな知人からのリクエスト
リクエストがあった場合で少量のときのみ持参します。
日本の風邪薬には、台湾では違法な成分が含まれるものが一部あるので注意しています。
常備薬として個人で使うのを持つ分にはそこまで問題ないと思いますが、量が多いとアウトです。医薬品自体にも数量の制限があります。
虫に刺されやすい環境のため、ムヒやウナコーワも以前は欲しいと言われましたが、最近は台湾にも売っているので言われなくなりました。
実際に頼まれた(代理購入)医薬品の一例を紹介します。
アリナミンEXは、1瓶5千円(定価約8千円)もすることを知りました…。それでも台湾で買うよりだいぶ安いとか。
定番のEVEクイックとトラフル軟膏です。
トラフル軟膏はあまり置いているところがなく、ドラッグストアをはしごしました。たまに日本旅行へ行く方だったので、そのまま日本円でお支払いいただきました。
疲れを癒すグッズ
台湾人は立ち仕事をされている方も多く、日々パワフルに働いています。医薬品以外に、直接じんわりと疲れを癒すグッズも人気です。
- 足すっきり休息時間
- めぐりズムの蒸気でホットアイマスク
このあたりはお手頃価格で若い女性にもウケが良いです。
日本の文具|手帳・文具好き女子にマスキングテープ
日本人への台湾土産にもいえますが、このあたりは完全に趣味によります。興味のない人にはやめておいたほうが無難ですが、好きな人には喜ばれます。
日本製のものは輸送費で価格はどうしても上がるのと、物価の差で考えると台湾製でもそんなに安くはないんです。またマスキングテープの場合、個人で作っている方も多いので総じて高めになってしまう傾向があると思われます。
私からすると、台湾文具は可愛いのでお土産にいただくと嬉しいです。
タブーの贈り物|ハンカチ・タオル系はダメ!と言われているけど…
以前、知らずに買った知人がいて「捨てるの…?」とショックを受けていたので、お菓子を入れて誤魔化してプチギフトにしよう!と提案。
気になるプレゼントの結果は「可愛い!」と写真付きのありがとうメッセージがたくさん届いたようなので、結果オーライな感じでした。
日本語を勉強していたり、日本に興味がある人には悪くはないかもしれません。でも次からはお菓子だけ多めのほうがいいですね(笑)
タブーとされている贈り物でよく聞くのが、ハンカチ(タオル)・置き時計・靴・傘・刃物。
日本では気軽にプレゼントとして贈るハンカチは「これで涙を拭いてねサヨナラ」の意味で香典返しに使われることもあって良くないとか。
台湾人に「現在はそこまで気にする必要はないから大丈夫!」と言われましたが、それ以前に手を拭くのに使っている人を見かけません。
使わない人が多く「もらっても嬉しくない…」というのが正直なところかも。
置き時計は中国語での発音が死を連想させるため、贈り物としては今でも絶対にNGです。
台湾の子どもに聞いても「ダメだよ〜!」と教えてくれたので、そのくらいダメなようです。置時計を贈ろうという方自体、あまりいないかとは思いますがご注意くださいね。
台湾人が苦手な味
食べ物では、ニッキ(シナモン風味)・硬いおかきはあんまり好きじゃない人が多い印象です。台湾にもありますが、えびせんのような軽い食感で優しい味のものは喜ばれやすいです。
梅味も好きな人がいる一方、しょっぱい梅干しや梅昆布茶は「めちゃくちゃ嫌い!」と言う知人もいました。台湾の梅は甘〜いからね…。
ポケット菓子としての梅なら大体の人に好評です。
梅干しシートは爆買いする人もいる
聞いてみた限りでは梅干しのシートは台湾人に大人気です。 しょっぱいのはちょっと…と言う人も多いので、基準が微妙すぎて分からないw
私も買ってみましたが、酸っぱくてすごく緑茶を飲みたくなる味でした。たしかに美味しかったです。
台湾人への手土産まとめ|私ならコレを選ぶ
気軽に渡しやすい、消えもの(食品)を選ぶことが多いです。
抹茶味のチョコレート菓子を入れて、あとはあげたい人の好みに合わせるときっと喜んでもらえると思います。もちろん、抹茶味や甘いものが苦手な台湾人も中にはいるので、そのあたりはリサーチを!
少し年配の方には、千鳥屋宗家の「大納言清澄」など小豆を使った食べやすい和菓子を最近はお土産にしています。
台湾でもあずきは、豆花など台湾スイーツのトッピングに使われていたり、御座候のような回転焼きの屋台もあるので概ね好評ではないでしょうか。
「京都」と「抹茶」が合わさると、特にウケが良いかも
また、気心の知れた相手以外には、後に残るものよりも食品や消耗品がどんなときでも後腐れがなくていいかもしれません。
人間関係、ときには色々と面倒くさいこともありますからね…。