先日、台北をぶらり観光。夕食には爭鮮外帶壽司の10元寿司をつまんで食べました。なにかトラブルがあったなどではなく、ただ食べたかっただけです(笑)
今、台湾ごはんは日々食べているのでもういいかなという気分…。
台湾の寿司はマズイと聞くことが多いですが、私はけっこう好きです。
日本との好みや文化の違いというのはやはり食べ物にあらわれることが多く、ネタひとつとっても興味深いです。
今回は、台北のテイクアウト寿司と台湾のテイクアウトごはんについて書いていきます
爭鮮外帶壽司|外帶(持ち帰り)専門のチェーン店
こちらの店舗は持ち帰り専門ですが、本来は回転寿司店で台湾内に現在268店舗あります。
台湾だけではなく、中国・香港・シンガポール・タイにも回転寿司店を展開している人気のお店です。
1貫10元(約35~40円)で好きなお寿司を選んで持ち帰るという手軽さがお気に入り。「台湾でもっと美味しいお寿司屋さんあるよ?」と言われても、ここで十分です。
人それぞれ色々な台湾の楽しみ方があると思いますが、私はお昼ごはんは外食し、夕食はなるべくテイクアウトしてホテルでゆっくり食べたいです。
コンビニでアルコールを買ったりして、ちょっと一杯しながら…もできるところが気に入っています。
そんなわけで、このときも早くホテルに戻ってゆっくりしたかったのですが、1日目はこちらのお店を見つけるのに歩き回ってヘトヘトになりかけました。
店名が分からなかったので、公式サイトがなかなか探せなかったというわけです。
ただ歩いているだけのときはよく目にするのに、いざ「食べたい」と思って探すと見つからず、散々MRT台北駅の地下街を歩き回ることに…。
結果、お店を無事見つけられたのが嬉しくて、つい3日連続食べてしまいましたw
門市檢索からお店を探せます。
種類豊富!好きなお寿司を選ぶ
小さな店舗にたくさんの種類のお寿司が所狭しと並んでいます!
お寿司は、1貫バラ売り(握り寿司・軍艦巻き)のものにはひとつひとつビニールが巻いてあり、手で取って容器に詰めていきます。
昔、近所のスーパーでそういう風に販売していたのを思い出します。
1貫売りのほかに、セットになったもの・海鮮丼・サーモンのお刺身があります。
初めて見たときは、台湾にもお寿司を売っているお店があるということと、その種類の多さにびっくりしました。
セットのお寿司とバラ売りのお寿司
セット売りのお寿司は、日本のスーパー等で売られているお寿司と変わらない見た目です。サーモン・焼き鮭ハラス・えび・鯛の4種類が入ったものを選んでみました。
四喜海鮮
90元(約330円) ※2020年現在は100元
左上の緑色のお寿司(海帶絲)が一番「なんだこれ?」と思う方が多いかもしれません。あんまり粘りのないめかぶのゴマ風味といった感じで、けっこう美味しいです。
日本ではあまり見かけない、タコ足の握り寿司(章魚)もやわらかくて気に入りました。
全部の写真は撮りませんでしたが、3日間の間にバラ売りのお寿司はほとんど食べてみました。
おそらくほとんどの日本人からすると、微妙なものが多いですが、私はけっこうどれを食べても美味しかったです
寿司は中国語の読み方で、shòu sī (ショウスー)なので、以前はソースとよく聞き間違えました!「日本の食べ物でなにが好き?え!ソース!?」みたいな。そんなわけないんですけどね(笑)
生サーモン丼とみそ汁
鮭魚丼
120元(約440円)
握り寿司数個と買ったらごはんの量が思っていたよりも多く、お腹がはちきれそうになりました。
サーモンは、適度に脂がのっていて肉厚で美味しいのでおすすめ。こちらのお店で一番美味しいのはサーモンのお寿司だと思います。サーモンが入っている商品が多いので人気があるようです。
ただ、サーモン丼の横の(鰻か穴子?)は台湾独特の味がしました。苦手な方がいると思います。
わさびや醤油はレジで大量に入れてくれます。ガリ(新生姜の甘酢漬け)は、小さなカップ入りで別売りでした。
台湾で出てくるわさびは、あんまり辛くなく、色もはっきりとしたグリーン色。私はこのわさびが好きで、ごはんのおともにしてもいいくらいです。たぶん変わり者です。
初めてお味噌汁も買ってみました。ちょっと薄めの風味でふつう。あんまり印象に残っていないです。
お寿司以外に売っているもの
次回行く機会があれば買いたいな~と思っているのは、紅燒鮭中骨罐頭(鮭の中骨の缶詰)40元。140円くらいで良いおつまみになりそう!
天津甘栗(甘栗むいちゃいましたのような商品)、せんべい、マンゴープリン、マカロンなどけっこう種類があるので、ついでに試してみるのも面白いですね。
握り寿司1貫・軍艦・海鮮丼・セット寿司・その他メニューの一覧の公式ページはこちらです
お箸が入っていない!?
2日目、握り寿司・軍艦系のみを買って帰ったら、袋の中にお箸が入っていなかった…。
代わりに和菓子を食べるときの木製の柄の短いフォークのようなものが山ほど入っていました。
突き刺して食べるにしても、一口でないとこぼれてしまうので超食べにくい!スーツケースの中に、いつも念のため割りばしを入れているのでそれを使いました。
お箸を入れてくれなさそうなら、伝えて入れてもらいましょう。あの木製のフォークはなんて言うんだろう…?
台湾はテイクアウトの楽しみがある
台湾の食堂では、ほとんどのメニューが持ち帰り可能です。
初めての台湾ひとり旅などで、「ひとりご飯は不安…」という場合でも、テイクアウトという意味の外帶(ワイダイ)または外走(ワイゾウ)と伝えれば問題なし
台湾の雰囲気に慣れたからか、歩き回ったりすると夜遊びする余裕が残らなくなってきました。もし夜市へ行くなら、2時間くらい横になって休憩しないと無理かも…。
夜市で食べ歩きも疲れるので、もうそんなにしたくありません。真夏におしくらまんじゅう状態の夜市へ何回か行ったことがあり、それで苦手になりました。
このくらいの規模の夜市は大好き…(笑)
台北駅周辺の爭鮮外帶壽司・アクセス
台北駅周辺で行きやすいお店2店舗(持ち帰り専門店)です。両方地下にあります。
※変更の可能性もあるので、公式ページも確認してくださいね
MRT台北駅の地下街「M3」入口
台北市中正區忠孝西路一段49號(B1)
営業時間:8:00~22:30
台北駅 北一門入口
台北市大同區長安西路52-1號(B1)
営業時間:8:00~22:30(金曜・土曜日8:30~23:00)
両方で買いました。特に、站前店は賑わっていて大盛況でした!ほかの店舗の検索や、メニューは公式サイトへ。
爭鮮外帶壽司| 爭鮮旗下品牌Sushi Express Group